湘南ベルマーレ
2010年09月25日
サッカー 対 フットサル
Jリーグチームでもあり、Fリーグにもチームがある湘南ベルマーレが、
ファン感謝デーかなにかのイベントで、同じベルマーレ同士で
「湘南ベルマーレ（サッカー）対湘南ベルマーレ（フットサル）」で
フットサル対決というイベントをやってましたよね。
結果は、（サッカーの方がいわゆるベストメンバーではなかったのですが）
フットサルの方のベルマーレが10点差くらいをつけて大勝していました。
やっぱりフットサルだと、正規のフットサルチームの方が強いんだなぁ
なんて思ったものですが。
サッカー 対 フットサル。
そういっても過言ではないような、おもしろいフットサル対戦に明日出会えそうです。
明日の、ムサタン（武蔵丘短期大学） 対 FUNレディース。
第7回全日本女子フットサル選手権関東大会の二日目。
準決勝で実現するカードです。
ムサタン・・・
埼玉県リーグに今年から参加しているチームです。
実は、ようやくはじめて今日（関東大会初日）、噂のムサタンを観ました。
まずひとりひとりが足技やらリフティングやらめちゃめちゃ上手い。
試合前のアップを観てるだけでも・・・
おじさん世代に「最近の子はテクニックあるよね～」って言わせるような感じの技術（？）
そして、走るのが速い。
体型のことをどこまで書いていいのかわかりませんが
女子フットサル界にはあまりいないようなアスリート体型の集団・・・
ムチムチにがっちりはしてないけど、無駄な贅肉がなく細身でしまってて。
日に焼けてて黒いし。（これは関係ないか）
背筋がぴんとして姿勢もすごくいいし、動く時の重心も低いし。
いかにもサッカーやってる少年たち（？）って感じで
ぱっと見、高校生の部活の男子たちが集ってるような雰囲気（？）
そりゃこの体型だと、走るのも速いでしょ～。
ほんとに速かったー。
さらに、対人のガツガツとしたフィジカルの当たりも、ものすごく強い。
軸がぶれないし、重心が安定してて、球際に強かった。
今年からフットサル界に参入してきたばかりだというので
きっとサッカーっぽいスタイルなんだろうなとは予想してましたが・・・
てゆうか、サッカーそのものでした
オフサイドのないサッカー。
五人でやるサッカー。
まさにサッカーでした。
スタイルがどうであれ、勝った方が強いのです。
サッカーのフォーメーションだって、
ワールドカップやら欧州リーグやらで優勝したチームのフォーメーションが
全世界に最新のカタチとして広まっていきます。
それと同じで、どういうやり方・スタイルであれ、勝った方が勝ち。
実際ムサタンは今日はロンドリーナに6-0だったかな、
カフリンガは4-2だったかな、（スコアは自信なし）
そんな感じで二連勝しております。
俊敏さやスピードは圧倒的で
ドリブルで縦にしかけると、ディフェンスはもう追いつけないし。
ダイレなどでのサッカーっぽいワンツーで
ポンポンっと裏を取られてはディフェンスは追いつけないし。
球際の競り合いもガシッと身体を当てられてはムサタンボールに。
特に、前半の最初の時間帯。
ロンドリーナ戦は前半で5-0で後半はどうなることかと思ったし、
カフリンガも途中3-0になった時間帯もありまして。
ムサタンの出場メンバーの違いがあるのかもしれませんが
傾向として、序盤にどんどん点を入れられてしまうのは、
「目がついていかない」という表現があるように
慣れないうちにあのスピードで仕掛けられたり
身体でガツガツこられたりして、勢いに飲まれて失点、みたいな。
普段とは勝手が違う～ って感じているうちに失点を重ねてる感じでした。
例えるなら、異種格闘技。
ボクシング対プロレスとか（？） そういう感じで。
「普段のボクシングだと、そこでそうはこないでしょ～」的な。
あれあれ？っていつもと違うぞーって感じてる間にぼこぼことやられてるような。
ムサタンがやろうとしていることが普通のフットサルチームとまったく違うので
それに慣れるまでにやられてるのかなぁとは思いました。
（慣れたとしてもそこがスタート地点ではあるんですけど）
そこで普通はそうこないだろ～っていうところでそうきちゃう。
しかもそれが速いし、上手いし、強いし。
手に負えない感やら、圧倒されてしまいそうな恐怖もあったと思うのです。
それで序盤にあれよあれよという感じで。
でも、ロンドリーナは後半は一失点に抑えたし
カフリンガは後半攻めに転じて二得点して追い上げたし。
いつものやり方で同等に戦えていた時間はあったと思います。
（重ね重ね、もしかするとムサタンの出場メンバーの違いもあるのかもしれませんが）
特に守備では、カフリンガが後半修正してましたが
裏を付くワンツーを通さないようにする工夫とか。
縦への速いドリブルにどう対応するのかとか。
一人が引っ張って引っ張ってからのヒールパスのケアとか。
そういう対応を事前にイメージしておかないとやられ放題になってしまいます。
ムサタンのフットサルを観ていたら、いろいろと思うことがありました。
例えば・・・
ムサタンがPIVO当て（フットサル用語）っぽい感じの縦パスを
ゴール前のFW（サッカー用語）に楔のパスを出した場面がありました。
そのFWがどうやってボールを受けたかというと、
ダッシュで左サイドに流れていくとみせかけ（守備も付いていきます）
左足アウトサイドでのトラップ（やや大きめ）と同時にターンし、中央へ。
自分がサイドに流れたことによりできたスペースに、
ファーストタッチのアウトサイドトラップでボールを運んだわけです。
このトラップにより、ゴール正面でフリーとなり、右足でシュートして得点。
（うまく説明できません、ごめんなさい）
で、フットサルってなんでこういうアウトサイドでターンするような
ファーストタッチからのシュートというプレーがないんだろうと思ったら、
足裏トラップするのが普通になっているからですよね。
（反転シュートが来るにしても、足裏で一度ボールをコントロールするのが普通です）
さらになんで足裏でPIVOがボールを抑えるかなと考えてみると
あの足裏でトラップっていうのは、フットサルの狭いコートの中で
後ろから上がってくる人に落としてシュートをするという選択肢があるからこそのプレー。
ムサタンのプレーは、ドリブルにしても、パスにしても、
フリーキックにしても、とにかく前へ。
PIVOが足裏でころんと落としてシュートなんて雰囲気はありません。
普通は前へ前へ進もうとすると敵にひっかかるわけですが
ムサタンには敵にひっかからないスピードやらパワーやら上手さやらがあるのです。
いやはや、ほんとに衝撃的なフットサル・・・というか、サッカーを魅せてくれたわけです。
さてさて。
一方のFUNレディース。
FUNレディースと言えば、全日本五連覇中のチーム。
個人個人が上手いのはもちろんですが、
組織としての連携が抜群のチームです。
明日は、FUNの組織的な守備と経験で、
ムサタンの縦への速さをどう止めるか がひとつのポイントではないでしょうか。
ムサタンは個の力は圧倒的ですが、
チームとしての成熟度はまだまだこれからのチームに見えました。
例えば、カフリンガに退場者が出て5対4になっているとき
チームとして意識的にチャンスを作ることができませんでした。
（5対5と同じように攻めていました）
相手ボールのクリアランスの最中なのに交代をしている人もいました。
守備では、カフリンガのボール回し（フットサルっぽい）に
どう対応するのかあいまいになっている時間がありました。
セットプレーの守りもまだまだ隙があり、今日はそれで失点もしています。
監督さん（？）も指示をあまり与えずじっとしている感じで
選手に自由にやらせようとしている雰囲気があります。
敵にやられてしまえば自分たちでそこを修正してまだまだ伸びていくとは思うのですが。
現段階だと、FUNがそこをついていけるんじゃないでしょうか。
FUNのセットプレーの上手さは抜群で、別格だと思います。
攻撃の球回しもFUN（と浦安）はレベルが抜けてるし。
ムサタンは本当に衝撃的なチームですが、
FUNが序盤相手に慣れるまでしっかり守備の意識を持てば
明日に関しては、FUNが優位だと思います。
“フットサル”チャンピオンとしてのプライドもあるでしょうし。
『ワンピース』例えると、ルーキーの麦わら海賊団が
いきなりしろひげ海賊団にぶつかっていくような感じでしょうか？（意味不明）
すみません、なにかとフットサルスタイル贔屓、
そしてFUN贔屓な立場なんで～・・・
やっぱり明日はFUNでしょ～っと信じたい自分がいるのかもしれません。
そんなこんなで。
初めてムサタンのフットサルを観た衝撃と
そして明日FUNと対戦するというわくわく感で
つらつらと勝手な予想（？）を書いてしまいました。
（関係者の方、失礼しました。）
とにもかくにも
ムサタンのサッカー VS FUNのフットサル
どんな試合になるのか、超楽しみです
浦安と峰ももちろん楽しみなカード
二つ同時並行だと、観るのが大変です・・・
話はそれますが、今日の浦安のムービングフットサルはやばかった！
特に一試合目～の止まることのない人とボールの流れ。
理想のフットサルがそこにあったという感じで、感激しました。
FUNの対戦相手は今日はどちらもベタ引きだったので
単純には比較できませんが、
浦安のパス回しや攻撃は、FUNの上をいくような・・・・気もしました。
女子フットサルも、いろいろなチームが頑張っていて
観戦すると本当におもしろいのです。
ムサタンが登場し、新時代を迎えた感じもあります。
Aventuraもひかえていますしね。
ファン感謝デーかなにかのイベントで、同じベルマーレ同士で
「湘南ベルマーレ（サッカー）対湘南ベルマーレ（フットサル）」で
フットサル対決というイベントをやってましたよね。
結果は、（サッカーの方がいわゆるベストメンバーではなかったのですが）
フットサルの方のベルマーレが10点差くらいをつけて大勝していました。
やっぱりフットサルだと、正規のフットサルチームの方が強いんだなぁ
なんて思ったものですが。
サッカー 対 フットサル。
そういっても過言ではないような、おもしろいフットサル対戦に明日出会えそうです。
明日の、ムサタン（武蔵丘短期大学） 対 FUNレディース。
第7回全日本女子フットサル選手権関東大会の二日目。
準決勝で実現するカードです。
ムサタン・・・
埼玉県リーグに今年から参加しているチームです。
実は、ようやくはじめて今日（関東大会初日）、噂のムサタンを観ました。
まずひとりひとりが足技やらリフティングやらめちゃめちゃ上手い。
試合前のアップを観てるだけでも・・・
おじさん世代に「最近の子はテクニックあるよね～」って言わせるような感じの技術（？）
そして、走るのが速い。
体型のことをどこまで書いていいのかわかりませんが
女子フットサル界にはあまりいないようなアスリート体型の集団・・・
ムチムチにがっちりはしてないけど、無駄な贅肉がなく細身でしまってて。
日に焼けてて黒いし。（これは関係ないか）
背筋がぴんとして姿勢もすごくいいし、動く時の重心も低いし。
いかにもサッカーやってる少年たち（？）って感じで
ぱっと見、高校生の部活の男子たちが集ってるような雰囲気（？）
そりゃこの体型だと、走るのも速いでしょ～。
ほんとに速かったー。
さらに、対人のガツガツとしたフィジカルの当たりも、ものすごく強い。
軸がぶれないし、重心が安定してて、球際に強かった。
今年からフットサル界に参入してきたばかりだというので
きっとサッカーっぽいスタイルなんだろうなとは予想してましたが・・・
てゆうか、サッカーそのものでした
オフサイドのないサッカー。
五人でやるサッカー。
まさにサッカーでした。
スタイルがどうであれ、勝った方が強いのです。
サッカーのフォーメーションだって、
ワールドカップやら欧州リーグやらで優勝したチームのフォーメーションが
全世界に最新のカタチとして広まっていきます。
それと同じで、どういうやり方・スタイルであれ、勝った方が勝ち。
実際ムサタンは今日はロンドリーナに6-0だったかな、
カフリンガは4-2だったかな、（スコアは自信なし）
そんな感じで二連勝しております。
俊敏さやスピードは圧倒的で
ドリブルで縦にしかけると、ディフェンスはもう追いつけないし。
ダイレなどでのサッカーっぽいワンツーで
ポンポンっと裏を取られてはディフェンスは追いつけないし。
球際の競り合いもガシッと身体を当てられてはムサタンボールに。
特に、前半の最初の時間帯。
ロンドリーナ戦は前半で5-0で後半はどうなることかと思ったし、
カフリンガも途中3-0になった時間帯もありまして。
ムサタンの出場メンバーの違いがあるのかもしれませんが
傾向として、序盤にどんどん点を入れられてしまうのは、
「目がついていかない」という表現があるように
慣れないうちにあのスピードで仕掛けられたり
身体でガツガツこられたりして、勢いに飲まれて失点、みたいな。
普段とは勝手が違う～ って感じているうちに失点を重ねてる感じでした。
例えるなら、異種格闘技。
ボクシング対プロレスとか（？） そういう感じで。
「普段のボクシングだと、そこでそうはこないでしょ～」的な。
あれあれ？っていつもと違うぞーって感じてる間にぼこぼことやられてるような。
ムサタンがやろうとしていることが普通のフットサルチームとまったく違うので
それに慣れるまでにやられてるのかなぁとは思いました。
（慣れたとしてもそこがスタート地点ではあるんですけど）
そこで普通はそうこないだろ～っていうところでそうきちゃう。
しかもそれが速いし、上手いし、強いし。
手に負えない感やら、圧倒されてしまいそうな恐怖もあったと思うのです。
それで序盤にあれよあれよという感じで。
でも、ロンドリーナは後半は一失点に抑えたし
カフリンガは後半攻めに転じて二得点して追い上げたし。
いつものやり方で同等に戦えていた時間はあったと思います。
（重ね重ね、もしかするとムサタンの出場メンバーの違いもあるのかもしれませんが）
特に守備では、カフリンガが後半修正してましたが
裏を付くワンツーを通さないようにする工夫とか。
縦への速いドリブルにどう対応するのかとか。
一人が引っ張って引っ張ってからのヒールパスのケアとか。
そういう対応を事前にイメージしておかないとやられ放題になってしまいます。
ムサタンのフットサルを観ていたら、いろいろと思うことがありました。
例えば・・・
ムサタンがPIVO当て（フットサル用語）っぽい感じの縦パスを
ゴール前のFW（サッカー用語）に楔のパスを出した場面がありました。
そのFWがどうやってボールを受けたかというと、
ダッシュで左サイドに流れていくとみせかけ（守備も付いていきます）
左足アウトサイドでのトラップ（やや大きめ）と同時にターンし、中央へ。
自分がサイドに流れたことによりできたスペースに、
ファーストタッチのアウトサイドトラップでボールを運んだわけです。
このトラップにより、ゴール正面でフリーとなり、右足でシュートして得点。
（うまく説明できません、ごめんなさい）
で、フットサルってなんでこういうアウトサイドでターンするような
ファーストタッチからのシュートというプレーがないんだろうと思ったら、
足裏トラップするのが普通になっているからですよね。
（反転シュートが来るにしても、足裏で一度ボールをコントロールするのが普通です）
さらになんで足裏でPIVOがボールを抑えるかなと考えてみると
あの足裏でトラップっていうのは、フットサルの狭いコートの中で
後ろから上がってくる人に落としてシュートをするという選択肢があるからこそのプレー。
ムサタンのプレーは、ドリブルにしても、パスにしても、
フリーキックにしても、とにかく前へ。
PIVOが足裏でころんと落としてシュートなんて雰囲気はありません。
普通は前へ前へ進もうとすると敵にひっかかるわけですが
ムサタンには敵にひっかからないスピードやらパワーやら上手さやらがあるのです。
いやはや、ほんとに衝撃的なフットサル・・・というか、サッカーを魅せてくれたわけです。
さてさて。
一方のFUNレディース。
FUNレディースと言えば、全日本五連覇中のチーム。
個人個人が上手いのはもちろんですが、
組織としての連携が抜群のチームです。
明日は、FUNの組織的な守備と経験で、
ムサタンの縦への速さをどう止めるか がひとつのポイントではないでしょうか。
ムサタンは個の力は圧倒的ですが、
チームとしての成熟度はまだまだこれからのチームに見えました。
例えば、カフリンガに退場者が出て5対4になっているとき
チームとして意識的にチャンスを作ることができませんでした。
（5対5と同じように攻めていました）
相手ボールのクリアランスの最中なのに交代をしている人もいました。
守備では、カフリンガのボール回し（フットサルっぽい）に
どう対応するのかあいまいになっている時間がありました。
セットプレーの守りもまだまだ隙があり、今日はそれで失点もしています。
監督さん（？）も指示をあまり与えずじっとしている感じで
選手に自由にやらせようとしている雰囲気があります。
敵にやられてしまえば自分たちでそこを修正してまだまだ伸びていくとは思うのですが。
現段階だと、FUNがそこをついていけるんじゃないでしょうか。
FUNのセットプレーの上手さは抜群で、別格だと思います。
攻撃の球回しもFUN（と浦安）はレベルが抜けてるし。
ムサタンは本当に衝撃的なチームですが、
FUNが序盤相手に慣れるまでしっかり守備の意識を持てば
明日に関しては、FUNが優位だと思います。
“フットサル”チャンピオンとしてのプライドもあるでしょうし。
『ワンピース』例えると、ルーキーの麦わら海賊団が
いきなりしろひげ海賊団にぶつかっていくような感じでしょうか？（意味不明）
すみません、なにかとフットサルスタイル贔屓、
そしてFUN贔屓な立場なんで～・・・
やっぱり明日はFUNでしょ～っと信じたい自分がいるのかもしれません。
そんなこんなで。
初めてムサタンのフットサルを観た衝撃と
そして明日FUNと対戦するというわくわく感で
つらつらと勝手な予想（？）を書いてしまいました。
（関係者の方、失礼しました。）
とにもかくにも
ムサタンのサッカー VS FUNのフットサル
どんな試合になるのか、超楽しみです
浦安と峰ももちろん楽しみなカード
二つ同時並行だと、観るのが大変です・・・
話はそれますが、今日の浦安のムービングフットサルはやばかった！
特に一試合目～の止まることのない人とボールの流れ。
理想のフットサルがそこにあったという感じで、感激しました。
FUNの対戦相手は今日はどちらもベタ引きだったので
単純には比較できませんが、
浦安のパス回しや攻撃は、FUNの上をいくような・・・・気もしました。
女子フットサルも、いろいろなチームが頑張っていて
観戦すると本当におもしろいのです。
ムサタンが登場し、新時代を迎えた感じもあります。
Aventuraもひかえていますしね。
